子供達が
何の心配も無くお外で遊び
喉が渇いたら水飲み場で水を飲み
安心して眠りにつく

そんな平和な日本が帰って来ますように
そんな世界でありますように

3年前の震災のために、卒業生が突然少数になってしまった学校がありました。
卒業証書は全て津波に流されてしまいました。しかし、生きのびた大切な命に卒業式をして見送りたい。とっさに思いついたのが、相田みつをさんの色紙を送る事だったそうです。
連絡を受けた相田一人さん(みつをさんのご長男)は、色々考えた結果 『願』という書を選ばれました。そこには一人さんの強い願いが込められていたようです。
そしてその色紙は、必ず手元に届くようにと空と陸双方の手段でそれぞれ人数分用意され、スタッフの方が自ら大切に届けに向かわれたそうです。当時、どの道も届くかどうか先が見えない状態でしたが、どちらも幸い無事、大切に手渡されたとのこと。
みつをさんの書 『願』が授けられる卒業式を迎えた子供達、あれから3年の月日をどのように過ごして来たのでしょう。

卒業のこの季節に思い出す出来事。
子供達が厳しい状況でも願を持ち続けられますように。
旅立つ人たちが、希望の光に包まれて自分らしく生きられますように。
安心してくつろげる居場所がありますように。

みつをさんの書 うばい合えば

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